ドラゴンクエストⅠを振り返る

私の人生と共に存在していたといっても過言ではないゲーム。

皆さんも想い出を語り出したら止まらないのでは?

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ドラゴンクエスト

全てはここから始まりました。

今ではシリーズ化されているので「ドラクエⅠ」と呼ばれていますね。

当時、ファミコンでは本格的RPGはなく、アクション・シューティングが主体であった中

異色なゲームとして扱われていました。

 

異色なゲームであったにも関わらず、キャクターデザインに鳥山明氏を起用したり

週刊少年ジャンプで取り上げたりと、PR作戦的には悪くなかったと思います。

 

でも、発売日に買って盛り上がっている雰囲気ではなかったですね。

数あるファミコンソフトの中の1本という印象でした。

 

発売してすぐ買った私は周りに話ができる人がいなくて寂しい思いをしました。

何とか、この面白さをわかって欲しいとクラスメイトに一生懸命プレゼンしました

 

じわりじわりと賛同者が増えていったときは嬉しかったです。

 

エニックスさん。中学生で営業担当の楽しさと厳しさを経験させて頂きました。

 

ちなみに今、ドラクエⅠをプレイすると「教会」が無いことに驚きます。

アレフガルドをたった一人で治めている「王様」がいるのですが

王様が「教会」の役目を独りで担っています。

 

HPがゼロになると「王様」の前に引きずり出されて

「おお!○○しんでしまうとはなにごとだ!」

と勇者に喝をいれたり、復活の呪文を与えてくださります。

 

伝説の勇者「ロト」の末裔と名乗り、ふらっと現れた得体の知れない人物に対しても

「勇者ロトの血をひきし者よ!そなたが来るのを待っておった。」と声をかけてあげる。

平和を取り戻す為には苦労が多かったことだと思います。

 

きっと「ロト」の名をかたる偽物も多かったことでしょう。

 

だからこそ、あの支度金の少なさなのでしょう。(120G)

 

防具を買えば「こん棒」すら買えず。

竹ヤリでスライムと戦っている様子を冷ややかに見つめる街の人

「まーた、ニセモンだろ!!」

 

街の施設も「勇者割」一切なし。

 

きっと勇者も

「れっきとした証拠を残してくれよ~。ご先祖様!」と嘆いたいたに違いありません。

 

一緒に戦ってくれる仲間もいない。

洞窟も「松明」で潜り、一人で戦闘。

 

オールマイティだが1つしかもてない「カギ」

毒の沼に沈んでいるロト家の家宝でもある「ロトのしるし」。扱いが雑なんでないかい?

 

常人ならば気がおかしくなって、全てを放棄することでしょう。

 

全てに立ち向かった勇者ロトの末裔。(子孫ができたので末裔ではなくなりますが)

ドラゴンクエストシリーズで最も「ストイック」な勇者なのではないでしょうか?

 

ドラゴンクエスト11をプレイしたあと、ドラクエⅠを開始して、あまりのストイックさに

一時間以内に挫折した方も多いのではないでしょうか?

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