口腔アレルギーの危険性

今でこそ認知されてきた「口腔アレルギー」ですが、昔は誰も知らなく苦労した覚えがあります。

私は「メロン」や「キウイ」などを口にすると、喉が痒くなりました。

この症状を人に話しても、理解してもらえず、メロンなどを出して貰っても食べることができず、ご馳走してくれた相手に非常に不愉快な思いをさせたこともありました。

親でさえ理解してもらえず、一人で悩んでいました。

初めての同士

一人で悩んでいたのですが、ふとしたきっかけで同士が現れました。

なんと、結婚して家を出ていた「姉」でした。

何となく「果物が食べられない」という話をしたら「私も！」と同意されました。

どうも、私の父がアレルギー体質だったらしく（亡くなっていたので詳細は不明です）遺伝ではないかと。

ネットが一般的になるまでは、ほとんど情報が無かったのですが、今では様々なことがわかってきました。

確かに、私も姉も花粉症でした。花粉症も原因の一つだそうです。

口腔アレルギーはあなどれないことも知りました。アナフィラキシーショックで

死に至ることもあります。

残念なことに子供も同じ症状が出ています。

姉の子も（姪）同様です。

私は小さい頃は何ともなかったので、様々な果物をたべてきましたが

子供は「メロン」を産まれてから一度も食べたことがありません。

メロン味のジュースなどで「メロンってこういう味なんだ」と言っています。

なんて不憫な・・・

ただ、喉が痒くなるのが嫌なので、特に「食べたい」とは思わないそうです。

果物を食べる場合はアレルギー反応の出ないものを食べています。

また、缶詰や熱したものは症状がでません。

妻は何を食べても平気なのですが、私と子供が食べられないので付き合って（？）食べていません。

最近は、果物だけではなく「きゅうり」や「トマト」でかゆくなることもあります。

段々食べられるものが減っていっているような気がする・・・

子供が大人になる頃には、アレルギーが完全に治る薬が発明されること祈ってやみません。