昔のハード NEOGEO編

スポンサーリンク

100メガショック!!NEOGEO

このキャッチフレーズ、覚えていますか?

もちろん「容量が少なくてショック!」という意味ではありません。

これは、1990年にSNKが発売した 「NEOGEO(ネオジオ)」 のCMで使われた名フレーズ。 当時としては破格の 100メガ(のちに300MBまで拡張) という大容量をアピールしていました。

対戦格闘ゲーム全盛期の救世主

NEOGEOが登場した頃は、まさに対戦格闘ゲームの黄金時代。 「ストリートファイターⅡ」以外の新しい格闘ゲームを求めていたゲーマーたちは、 次々と SNKの格闘ゲーム に流れていきました。

そしてNEOGEOの最大の魅力は──

ゲームセンターのゲームが、家で“完全移植”で遊べる!

という点。

そりゃそうです。 カセットの中にアーケード基板がそのまま入っている ようなものですから。 家庭用というより、もはや“家庭用アーケード”。

そして衝撃の価格

  • 本体:58,000円
  • ソフト:30,000円前後

両方そろえると 約90,000円

今の感覚でも高いですが、当時の若者にとってはまさに“高嶺の花”。 それでも、就職したばかりの私は 「9万円でも欲しい!」 という衝動にかられました。

友人も「買う!!」と盛り上がり、 「じゃあお互い好きなソフト買って対戦しよう!」 と夢を語り合っていたのを、今でも鮮明に覚えています。

いざ、NEOGEO購入へ

休日に新宿の「ソフマップ」へ買いに行くと決めていたのですが、 当日はまさかの 大雪

しかし、一度火がついた“NEOGEO欲しい心”に雪など関係ありません。 電車が止まるリスクすら気にせず、 大雪の中を強行突破して買いに行きました。

私は「サムライスピリッツ」、友人は「餓狼伝説スペシャル」を購入。 もちろん本体もセットでお持ち帰りです。

ソフトの第一印象:デカい!!

家に帰って改めてソフトを見ると── 「ドでかい!!」

弁当箱より大きくて、しかも重い。 値段は3万円近く。 落として壊したら泣くに泣けないので、手が震えるほど慎重に扱っていました。

本体にカセットを挿すと、まさに “墓石” のような存在感。 そして電源を入れた瞬間、 ゲームセンターと同じ画面が目の前に広がる。

あの瞬間、長年の夢が叶いました。

 1日で元が取れるほどの対戦祭り

そこからは、友人と延々と対戦プレイ。 本当に、1日でソフト代の元が取れるんじゃないかというほど遊び倒しました。

実家だったので、家族からは 「レバガチャ音がうるさい!」 とクレームが入りましたが、 トランス状態の我々にはまったく届きません。

「なんて良い買い物をしたんだ…」 と心の底から悦に入っていました。

NEOGEOの終焉

その後、1994年に NEOGEO-CD が発売されました。 ソフトがまさかの“格安”で登場し、 当時カセット版を買っていた私としては、思わず グヌヌ…

悔しさを隠すために 「カセットの方が読み込み早いもん!!」 と強がっていましたが、 内心は複雑そのもの。

とはいえ、カセットよりCDのほうが製造コストが安いのは当然の話。 やがてカセット版は姿を消し、 NEOGEOの象徴だった“巨大カセット”の時代は終わりを迎えました。

さらにSNK自体も、他のプラットフォーム向けにソフトを展開するようになり、 NEOGEOという名前は、いつしか歴史の中へ。

そして私のNEOGEOも── 今では実家の押し入れの中で、 当時の熱狂とともに静かに眠っています。