箱庭の中の戦国 信長の野望 烈風伝

信長の野望シリーズ第8弾「信長の野望烈風伝」です。

 

烈風伝は前作「将星録」のシステム同様、日本地図を一枚絵で表現しています。

ですので「将星録」と「烈風伝」は同じ印象という方も多いかもしれませんね。

私は「将星録」をプレイステーション。烈風伝を「PC」でプレイしているので結構大きな違いにみえました。

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烈風伝の特徴

内政がビジュアル的にわかりやすくなりました。

箱庭内政の良いところは、自分の領地の繁栄度がビジュアル的にわかり易いところですね。

内政が非常に楽しくなります。

 

しかし「この土地は畑しか作れん。水田が作りたいのう・・・」と、よその土地がうらやましくなり。

「ならば力ずくで奪ったらええやん!」と戦国思考になるところが、またリアル。

 

乱世の世を終わらせるという使命どころか、戦乱の種になる思考が生まれてきます。

「大体、力なくしては乱世を終わらせられぬ」

おお!ここまでの考えに及ぶと戦国大名っぽくない?

自分の考えに酔った感覚でちまちま国を繁栄させていくわけです。

 

本作の追加点として「街道の敷設」「支城築ける」ようになりました。

道があるとないでは輸送力・戦闘スピードに大きな違いが発生します。

支城の物資不足に気づいても、道がなければスムーズに補給が行えません。

大事なインフラ設備なのでおろそかにできません。

 

さて、そんなこんなで内政が非常に楽しくなるのはいいのですが、内政にハマってしまうのがこのゲームの危険なところ。

 

当初の「力を蓄える」「乱世を終わらせる」などといった野望はどこかへ飛んでゆき、ひたすら畑を耕す毎日。

 

発売当時、武田信玄でプレイしていた私は毎日「畑仕事」に明け暮れていました。

そんな私に「戦国最強の騎馬軍団で畑ばっかり耕すな!とっとと他国を切り取れ!!」

と山本勘助ばりに諫言され、目を覚ました覚えがあります。

 

いざ、合戦

本作の合戦は軍団の規模によって変わります。

少数の戦いは今までの合戦と同じ感覚でプレイできるのですが、大部隊の合戦は「陣形」の要素が加わります。

 

陣形の効果は敵に有効な陣形をとることで、兵数で劣っていても「一発逆転」が可能なところです。

 

しかし、兵数が減ってくると「陣形」を保てなくなり、戦場が阿鼻叫喚の負け戦になります。

整然と押しよせてくる敵軍。混乱する味方兵・・・哀れです。

 

そうそう、特定の大名だけ「影武者」が存在して、大将の部隊を壊滅させても

「実はこっちが本物でしたぁ~♪」と別の部隊が大将の部隊になり、結局全ての部隊を壊滅させるまで合戦は続きます。

あ~めんどくさい。

 

いろいろ書きましたが「烈風伝」はシリーズの中でもお気に入りの作品です。

久振りに(お手軽に)プレイしたくなり、3DS版を見つけたのですが「プレミア価格」になっていました・・・

発売当初に買っておけばよかった・・・

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