「アイレム」も古くからゲーム開発してきた会社ですよね。
アーケードゲームの開発からファミコンに参入しています。
「貧弱冒険家」が主人公のゲームを世に送り出してことでアイレムの名が知れ渡りました。
(ウソです。アイレムはスペランカーの前から有名でした)
ファミコン参入時のアイレムは他社との違いを印象づける為にソフトに「細工」をしています。
ソフトの特徴
ファミコン世代の方はご存知かと思いますが、知らない方は疑問に思うと思います。
ソフトに「赤」の発光ダイオードを使用しています。
ソフトをファミコンに挿して、電源を入れるとダイオードが赤く光ります。
意味合いとしては「ファミコンの電源切り忘れ防止」です。
おっと。鼻で笑ってはいけません。
これは現在でいうプラスの付加価値ってやつです。
他社と違うことがしたい。というアイレムの意気込みが感じられませんか?
しかも赤ランプをみれば「アイレム」のゲームを楽しんでいるんだなという宣伝効果。
子供達もこの付加価値に惹かれていた部分も多少なりともあったかも知れません。
(ちょっと煮え切らない)
発光ダイオードを着けた本当の意味合いは「他社との差別化」と捉えましょう。
そんなアイレムのゲームを幾つか紹介します。
ジッピーレース(1983年)
全てのバイクゲームの手本となった作品です(本当か?)
上空見降ろし視点の2Dモードと後方視点の3Dモードがあります。
そして最後の目的地は「ニューヨーク」
これを体感ゲームにすると「ハングオン」になります。
(何を言い切ってんだか・・)
ちなみみジッピーレースのメインは2Dモードの方で、3Dモードはオマケみたいものでしたね。
スパルタンX
任天堂のファミコンソフトで名作の名高い「スパルタンX」ですが、本家アーケードの開発は
アイレムが行っています。
ゲーム内容の説明は、今更必要ないですよね。
このゲームの気持ちよさは「足払い」にあります。(異論は認めます)
足払いを繰り返してるとザコキャラがどんどん倒れていきます。
ファミコン版も良いですが、是非アーケード版も楽しんで欲しいところです。
ちなみに「ジャッキー・チェン」主演のスパルタンXがモチーフなのですが
参考にしているのはタイトルだけです。(あ、あとキャラの名前か)
ロードランナーⅠ・Ⅱ・Ⅲ(1985~1986年)
色んなメーカーが販売している「ロードランナー」ですが、アイレムはアーケード版を開発しています。
「アーケードでロードランナーなんて無理でしょ」と、思われるかも知れませんが
ファミコン版よりもテンポよく進みます。
それでもアーケードで全クリは私には無理でした。
ちなみに、このアーケード版はファミコンの「ディスクシステム」に移植されています。
アイレムのロードランナーにはサブタイトルがあります。
Ⅰ・バンゲリング帝国の逆襲
Ⅱ・魔神の復活
Ⅲ・帝国からの脱出
10ヤードファイト(1983年)ファミコン版(1985年)
当時も今も珍しい、アメリカンフットボールをモチーフとしたゲームです。
アメフトのルールなんざ知らなくても何となく遊べました。
ファミコンにも移植されています。
子供向けのファミコンにぶち込むにはちょっとターゲットが違う気もしますが
ジャンル的には唯一無比のゲームでありました。
R-TYPE
シューティングゲームに革命をもたらした作品です(言い過ぎ?)
このゲームの特徴は「フォース」と呼ばれる武器(?)を使用するところにあります。
グラディウスの「オプション」は自機をついて回りますが、「フォース」は離れた場所にショットして置き、攻撃ができます。
イメージ的には「ニュータイプ」が使用する武器に似ていますかね。
(こちらは1個ですが)
如何でしたでしょうか?
「何故、あのゲームを紹介しないんだ!」というご意見もあるかと思います。
レトロゲームの話って個人個人がソフト名を挙げて
「あ~そんなのあったよね~!」と盛り上がるのが醍醐味だと思います。
今回はあくまで個人的に印象深かったゲームを紹介していますので、悪しからずですw
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