前にも実施した比較企画(お!いい感じで韻を踏んでる)ですが
また、やってみたいと思います。
今回は「カプコン」のゲームで比較します。
1942
まずは「アーケード版」の画面です。
アーケード版をプレイして面白かったのでファミコン版を購入しました。
箱だか説明書に「このゲームはアーケード版を忠実に再現しています」的なことが書いてありました。(記憶が定かではないのですが、確かそんな感じです)
おお!さすがカプコン。
ここまで言い切る勇気はさすがです。
で、早速ファミコン版をプレイ。
軽やかなホイッスルによるスタート音。
宙返りがぎこちないのはご愛敬。ファミコンに完璧を求めるのは酷な話。
画面の粗さや処理スピードの遅さは妥協しましょう。
どうにもならないのが「画面の対比」です。
縦スクロールのシューティングゲームを横画面でプレイするのは違和感があります。
しかし、これはメーカーの力でどうにかなる問題ではありません。
ん~。何故かゲームが単調な印象になっています。
シューティングにおける撃墜の爽快感が減っているように感じます。
しかし、移植作としてはとてもよくできた作品だと思います。(昔、購入したから甘判定)
魔界村
このゲームは皆さんも思い出深いのでは?
ゲームセンターでクリア出来なかった「魔界村」が家でプレイできる!
↓【アーケード版の画面】
では、早速プレイ。
一面の出だしの移植は中々素晴らしい出来です。
しかし、問題はそのあとやってきます。
アムロばりに「ヤツが来たんだ」と呟く赤い敵。
「レッドアリーマー」です。
アーケードでは暴れる前に仕留める方法があったのですが、ファミコン版の「ヤツ」は縦横無尽に飛び回り、プレイヤーを苦しめます。
アーケード版よりも高い難易度に辟易した方も多いのでは?
戦場の狼
たった一人で敵の陣地(?)に殴り込みに行くゲームです。
同じようなゲーム「フロントライン」からだいぶ進化しましたねぇ。
カプコンのゲームはどれも難易度が高いのですが、このゲームも同様です。
↓【アーケード版】
このゲームも縦スクロールなのでファミコンに移植された際は画面の対比に違和感を感じます。
しかし、そんなことはあまり関係ありません。
なんと言っても独りぼっちの主人公めがけて言い寄ってくる敵の激しさです。
ファミコンの十字ボタンを操作する左手の親指が破壊され、ライフルを撃つ右手の親指も破壊されます。
恐るべし「戦場の狼」
肝心の移植内容なのですが、ファミコンでここまでできれば十分なのでは?と思います。
カプコンのゲームはグラフィックが美麗なものが多く、ファミコンへの移植は困難を極めたことと思います。
それでも移植を成し遂げた製作者の方々に敬意を表します。
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