タイトルがシナリオみたいになっていますが、今回は三國志Ⅱを振り返ります。
2019年に三國志Ⅱについて書いてるのは私くらいでしょうか。
(ちなみにナムコの三国志Ⅱの話ではありませんよ)
三國志の発売から4年後の1989年に登場です。
Ⅱが出ると聞いてワクワクしながら待っていたことを覚えています。
計略の面白さ
原作の三国志演義といえば権謀術数溢れる物語が魅力ですが、三國志Ⅱはこの計略をふんだんに取り込んでいます。
合戦フェイズにおいては、一騎打ち、寝返り、伏兵、共同軍や援軍が増えてそれはそれは楽しかったです。
戦闘における「寝返り」は強烈で忠誠度の低い武将に仕掛けると節操の無いくらい寝返ります。
毎ターン寝返る「呂布」はとても笑えました。
実際は大きな戦力なので笑いこっちゃないんですけどね。
「敵陣のど真ん中で寝返って一斉攻撃を食らうの図」はしかけたこちらが申し訳ない気持ちになります。
あと面白いのが「駆虎」の計です。
忠誠度の低い「太守」にかけると独立して君主になります。
しかし、あまり優秀な武将を独立させてしまうと、あとで自分の配下にできなくなってしますので
どーでもいい忠誠度の低い武将を独立させるのが基本です。
「埋伏」も楽しかったですねぇ。
敵国に在野としておくりこんで登用させ、国の武将の忠誠度を下げるというなんとも卑怯な計略。
魅惑の新君主
新しい要素として新君主で遊べることもできます。
家臣1人連れての厳しいスタートとなりますが、これが面白かったです。
横合いから変な君主が誕生して国を奪っていく楽しさ。
身一つから覇者になることを体感できるシステムでした。
史実モード・仮想モード
本作では2つのモードが選択できます。
タイトルにある「関羽が裏切る」とか「義理固い呂布」が誕生するシステムです。
まったく性格が変わる可能性があるのでドキドキしながらゲームを進めていくことになります。
劉備でプレイしていて「関羽」が寝返ったときのショックったらないですよ。
音楽も素晴らしい
音楽も印象に残っている作品です。
あれから20年経ちますが今だに戦闘の音楽は口ずさめます。
確かサウンドウェア買ったなぁ。どこいったんだろ・・・
三國志Ⅱはあらゆる面で前作を超えていました。
発売当初は毎日三國志漬けだったことを覚えています。
思い出深い三國志シリーズのひとつです。
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