手塚治虫 ブラックジャック

 

皆さんもこの作品名は1度は聞いたことがあるかと思います。

手塚治虫氏の漫画の中でも人気がある作品で、私も昔からのファンです。

もう、新作が読めないことを悲しく思っています。

 

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ブラックジャクの人物像

ブラックジャックは日本人であり、本名は「間 黒男(はざま くろお」です。

職業は「外科医」ただし医師免許を所持していない「無免許医」です。

 

住居は岬に建てた一軒家です。(結構オシャレな建物です)

他人との関わりを極端に嫌う性格で、町から離れたところに住んでいるようです。

ただ、あの容姿(顔の傷と黒いマント)ですので、住んでいる場所は皆にバレバレです。

 

無免許医なので手術を依頼する場合は当然保険も使えません。

治療費は「ブラックジャック」の言い値になります。

 

しかも、これがもの凄い高額な値段になります。一生かけても払えない金額を請求したりします。

 

話だけ聞くと

「すげー嫌な奴なんじゃない?」

と感じるかも知れません。

確かに、漫画の中でも結構嫌われる役に描かれている場面が多いです。

 

しかし、ブラックジャックは相手を見てから治療費を決めます。

 

悪党からは高額請求し、やむに已まれぬ事情がある場合は非常に安く

引き受けてくれます。(無料同然で)

 

ここが「ブラックジャック」の魅力なのです。

 

一見冷酷な人間に見られますが、実は困っている人を見捨てずにはいられなく

医者である以上、引き受けた仕事(治療)は全力で行います。

 

また、受け取った高額な治療費は自然を守る為に使ったり、人助けに使ったりします。

 

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ピノコ

物語の途中から登場する女の子です。

元々は双子の姉のコブ(奇形種)の中で脳や手足、内臓等がばらばらに収まった状態で成長して、ブラックジャックによって姉の体から摘出されます。

摘出した臓器人形の枠の中に収めてできた女児です。

(結構無理のある設定ですが)

怪我や手術といった殺伐とした物語を和らげる役目を果たしています。

体は幼児ですが、年齢は18歳以上です。

 

ブラックジャックにとっては信頼のおける助手であり、娘として接していますが

ピノコはブラックジャックの奥さんのつもりです。

 

ピノコの登場により、ブラックジャックは人間味が増して魅力が増えてように思われます。

 

作者が故人の為、新刊はもう発売されることはありませんが今読んでも面白いです。

今まで、読んだこのない方にもお薦めです!

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