グルメ漫画「美味しんぼ」のアニメ版がDVD化されました。
アニメ化当時は気にならなかったのですが、DVDを見てみると結構ツッコミどころが多く、別の角度から楽しめました。
今回は「究極のアニメドラマ」美味しんぼのツッコミどころを紹介させて頂きます。
神出鬼没の海原雄山
山岡士郎・栗田ゆう子の行く先々で海原雄山が登場します。
まるで2人の行動を探っているかのように。
「中川!今日の二人の予定はどうなっている?」
「あの店にランチに行くようですが・・・」
「よし!わしも行く!!」
ってなやりとりが裏では行われているのではないかというくらいバッタリ鉢合わせします。
そして、店主を怒鳴りつけ何も食べずに帰っていきます。
見事なツンデレぶりを発揮しています。
皆の山岡への無茶頼み
各話に登場する人物は何等かの問題・悩みを抱えています。
「良かったら話してみてください」と話しが進みます。
話を聞くのはいいのですが、皆が皆
「山岡さん!何とかならないですか?」
「山岡!何とかしろ!」
と頼ります。
傑作だったのが、あるレーサーが登場した回の話です。
レーサーを職業としている人物が「プレッシャー」により「不眠症」になってしまい
成績が伸び悩んでいることを告白されます。
栗田「何とかしてあげられないんですか?山岡さん」
山岡「無理だよ。俺は医者じゃないんだぜ」
栗田「それはわかっていますが・・・」
わかっているのに聞くか!?
とにかく無茶な頼み事が多いです。
山岡士郎の顔の広さ
漫画の絵的にってことではないです。
何故か全国各地の食品の産地に知り合いがいます。
大体は海原雄山の経営する「美食倶楽部」のつながりなのでしょうが、皆さんが山岡が訪れると「大歓迎」で迎えてくれます。
ものすごい山岡士郎の人徳です。
栗田ゆう子の毒舌料理批評
料理を食べたとき、感想を述べるのですが、キレイな顔して結構な毒舌評価です。
顔を曇らせ、まずい理由を淡々と述べる冷酷さをもっています。しかも本人の前で。
逆に伝説となっているのが、おいしかった批評の中で飛び出した「シャッキリポン」ですね。(漫画のみ)
いろいろ書きましたが、私はこのアニメが大好きなのです。
普段はグータラ社員ですが、どんな問題でも解決する山岡の恰好良さ。
ほとんどの話が皆、幸せになって終わるディズニー映画のような気持ちよさ。
見終わったあと、幸せな気持ちになれます。
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