勇者であるということ ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド

しばらく前に壮大に挫折したことを報告致しましたが
負けて堪るか!!という意気込みで再開しました。

前回は「Wii U」版で挫折したので、自分を追い込む為に「Switch版」を新に購入しました。

はい。ここまで読んで同じゲームを買うことの意味がわからないと思ったあなた。
正解です。

我家でも「何故、同じソフトを買う?」「無駄使い」などと散々な言われようでした。

挙句の果てには「どうせまた挫折するのに・・・」とも。

しか~し!!私は据え置き型でプレイするのは苦手ですが通勤中(電車)に携帯機で

プレイすると自分でもわからない集中力を発揮するのです。

「SwitchLiteでプレイすれば集中できるのではないか?」
などという根拠ない自信からソフトを購入しました。

やっぱり意味がわかりません?

さて、WiiUでの記憶を消去して心機一転プレイ開始です。

・・・神獣の一匹目(象)まではクリアしているのでそこまでがたるいな・・・

なんやかやで新しいステージに立ちました。

しかし電車内で携帯機でプレイしていると最大の敵がやってきます。

「試練の祠」のジャイロ機能による謎解きです。

結構本体をグルグル動かす必要があり、電車の中でプレイしていると

完全に不審者。

こればかりは家でプレイするしかありません。

そんなことを繰り返しながらも今回は楽しんでいます。

楽しんでいるのですが、ふとあることを考えさせられます。

勇者であること

BOWの世界では「リンク(自分)は勇者」として知られているってことです。

そして自分が操作するリンクは勇者とはほど遠い動きをします。

登山の途力尽きて滑落。
凍える・溺れる・燃える・崖から落下
敵を前にして持っている武器を誤って投棄。

ほとんどギャグ漫画の主人公です。

喜劇王です。

ゼルダ姫は見えているけどあえてそのことには触れない?頭を抱えてる?

勇者になれない自分に情けなさを感じています。

そしてBOWの住人は勇者様に気楽に頼み事をしてくる。
「○○の魔物を倒してください!」はわかります。

勇者ですから。

しかし「虫を集めてほしい」って・・・
舐めとんのか!!こちとら忙しいんでい!!

怒りが込み上げてくることもしばしばあります。

が、そんな要件でもこなしているうちに自分の心と腕前に変化が現れる。

もの凄い山奥でアイテムを手にいれたとき「ああ、これ欲しがっている住人がいたなぁ」

持って行ってあげるか・・・優しいな俺。

この苦労と優しさ!

これが本当の勇者への道のりなんだと気づかされる。

奥が深い!深いぞ!!ブレスオブワイルド!!

そして生きる(活きる)ということ

ハイラルの地で100年振りに目覚めたリンクに金銭的な援助をして助けてくれる人など

独りもいません。

今までのゼルダでは敵を倒すと「ハート」が出現して体力回復!!ってなもんでしたけど

本作はそんな夢みたいなことは起こりません。

ちなみに敵がルピーが落とすこともありません。

歴代に登場してた敵の優しさに気づかされます。
体力が減っていれば「どうぞ、ハートです」「爆弾です」「弓です」

と絶妙なタイミングでプレゼントしてくれました。

自分の命と引き換えに。
優しさに包まれていました

本作では「食事をしたけりゃ、自分で材料を調達しろ!」
「食材は売ってるけどルピーがねぇだろ?拾え!狩れ!」
勇者だけど・・・勇者だけど生きる為なんだ!と野生の動物の命を頂く。

ワイルドです!!

勇者の肩書では食っていけない。

今はひ~こら言いながら2匹めの神獣をクリアしたところです。

たまに「勇者であることのストレス」に耐えきれず広い野原を馬で飛ばす。

このゲームは舞台は同じですが一人ひとりの世界があります。

楽しいですね。

ちなみに一度挫折したこのゲームをもう一度プレイしようと決めた一番の動機。

これはまた今度お話したいと思います。

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