皆さん待望の「劉禅」プレイが楽しめます。三國志Ⅲを振り返る。

三國志シリーズ第3弾。

まずはパッケージチェッ~ク!

方天画戟を手にした「呂布様」が雄々しく描かれています。

手前で踊っているのは恐らく貂蝉でしょうか。

ん?「魏」「呉」の旗がありますが蜀がない。

 

今回は「蜀」は蚊帳の外扱いなのでしょうか?

しかし、その謎は他のパッケージで解消されます。

↓サウンドウェアのパッケージです。

ちゃんといますね。隅っこに。しかも諸葛亮に至っては・・・何だか悪人っぽい。

 

さて、本作のシステムですが国の支配から都市の支配に変わりました。

また、全武将に身分を設定できます。

「軍師」「将軍」「武官」「文官」といった具合に。

 

何だか会社の組織みたいですねぇ。

君主=社長

軍師=専務

将軍=部長・課長

武官=営業

文官=内勤一般職

みたいな?

 

お互いに必要な存在であるのにあまり関係が良くない部署も・・・

話を戻しまして・・・

要するに登場人物全員に働き場が設定できるのです。

知力と政治力が別パラメータになったのも大きな特徴です。

 

頭がいいからといって政治力があるとは限りませんからね。

 

そして(個人的に)最大の特徴は諸葛亮亡きあとのシナリオが存在することです。

シナリオ6「姜維、亡き孔明の志を継ぐ」です。

小説などでは「諸葛亮」の死後が駆け足で終わることが多いのですが、そのあとが体験できるのです。

 

そうです。皆さんが望んでいた「劉禅」プレイが楽しめるのです。

 

「劉禅」=ダメ2代目の汚名を返上できるのです。

早速プレイ!

幸いなことに諸葛亮の愛弟子「姜維」がいます。

 

演義では無茶な出兵を繰り返し国力を弱めてしまったと言われた姜維ですが

準備を怠らず、大陸制覇に乗り出します。

 

そして私の中でのルールとして戦には「劉禅様」を出陣させることにしました。

 

帝王たるもの戦陣の厳しさを知ってこそ民の為の政治ができるというもの。

 

照烈帝が亡くなって少し小さくなった蜀から反撃の狼煙をあげます。

しかし、悲しいかな諸葛亮が生前愚痴をこぼしていたとおり武将が皆「小粒」・・・

 

いや劉禅様がいる限りそんなことは関係ありません。ないはずです。

いざ出陣!!

わが劉禅の前に敵の雑魚武将が立ちはだかります。

なんと言ってもこちら君主。もてる兵士数が最大です。

「かかれ~!!」

「えっ!?」

圧倒的な兵数の筈なのですが「あっ」という間に兵が減っていきます。

弱いと思っていましたが、ここまでとは!!

「・・・死にとうな~い!!」

もはや戦場のお荷物。

 

他の武将が戦っている間は逃げることに専念します。

そして落とし穴にもズボズボはまります。

 

「少しは見抜けよ!!」

と思いながらも無駄に減っていく兵士。

劉禅直轄兵士に憐れみを感じます。

 

しかし、魏・呉と比較して有利な点は劉禅の寿命の長さです。

 

少しずつ支配都市を増やし、配下の武将が増え漢帝国を復活させたときの充実感たるや。

クセになる劉禅プレイ。(ドMプレイ)

あなたも一度如何ですか?

 

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