アーケードゲームの記憶を掘り起こしていると、そんなにゲームをするお金がなかったのに何でこんなに覚えているのだろうと疑問に思いました。
逆に「お金が無い」からこそ、1回のプレイに対する意気込みが違かったのだと思います。
テーブル筐体の衰退
テーブル筐体が少なくなっていくなんて、過去の私には想像もつかなかったことです。
私には「良きテーブル筐体」の記録を残していく使命があります。
ウソです。
そんな重たいテーマは背負っていません。
「こんなゲームあったなあ」という記憶だけで書いていますので、詳細を知りたかった方はごめんなさいです。
前置きが長くなりましたが、早速、紹介させて頂きます。
影の伝説
主人公は忍者で、さらわれた姫を助け出すゲームです。
主人公の動きが常人離れしすぎてます。
脚が早いのはもちろんですが、ジャンプ力がハンパではありません。
画面がスクロールするぐらい高くジャンプします。
高所で敵とすれ違いざまの一撃をすると、まるで自分が忍びの者になった気分でした。
忍者が主人公であるゲームは数あれど、私の中では「影の伝説」がNO1です。
ごんべえのあいむそ~り~
ドットイートゲームだったのですが、なんともふざけたテイストのゲームでした。
主人公はときの総理大臣をモチーフとしていて、集めるのは金塊。
「あいむそ~り~」も「I’m総理」をかけてるんですよね。(違う?)
ふざけているのですが、妙に作り込まれていてハマってしまいました。
「どこのメーカーだ!こんなふざけたゲーム作ったは?」
「セガ!?」
妙に面白いと思ったらそういうことでしたか。
今考えたら結構ヤバイ設定ですよね。総理大臣を操って「金塊」を集めるゲームって・・・
他にも「実在の人物」をモデルにしたキャラクターが多く登場します。
そりゃあ、家庭用ゲームには移植されませんわ。
熱血硬派くにおくん
ゲームセンターに登場するやいなや人気作品となったゲームです。
今や絶滅危惧種である「長ラン」「短ラン」「ボンタン」に身を包んだ学生たち。
繁華街にいくとよくケンカをしているのを実際に見ました。
それをゲーム化したのですから、凄い時代でした。
繰り出す技もシンプルな「パンチ」「キック」「背負い投げ」です。
本当のストリートファイトには「しゃがみ大パンチ」などありません。
ましてや「波動拳」を繰り出す人はいませんでした。
最初は学生同士のケンカなのですが、最後はコワイ方達のオフィスへお邪魔し、代表取締役の方との一戦まで話は進みます。
このゲームも今ではありえない設定のゲームでした。
アテナ
「くにおくん」とうって代わって可愛らしい主人公「アテナ」
SNKが対戦格闘を作り始める前のゲームです。
神話の世界を舞台としたアクションゲームなのですが、一部のユーザーには凄い人気がありました。
何故か続編は「麻宮アテナ」という名前をもち、特殊能力を持つ少女へと変貌を遂げました。
「サイコソルジャー」というゲームです。
BGMに「歌」が流れるという不思議なゲームでした。
のちにキング・オブ・ファイターズでチームを結成しますが、BGMを聞いたときは懐かしさでニヤリとしました。
歌っていたのは「清水香織」さん。あのあと色々ありました・・・
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