三國志にチャレンジしませんか
光栄(現コーエーテクモ)の三國志シリーズが好きです。
ゲームのジャンルはシミュレーションゲームに位置付けられますが、私は、シミュレーションゲームを毛嫌いしていました。
ゲーム画面を見ても、何だか数字が並んでいて難しい印象ですし
とても面白そうには見えませんでした。
三國志にも興味が全くありませんでした。
そもそもゲームに登場する人物が全然わかりません。
そんな私が三國志をプレイするきっかけとなったのは、高校時代の友人達です。
何故か、友人達は三國志の話題で盛り上がり、私は疎外感を感じていました。
当時、私が好きだったのはRPGやレースゲームでしたので
シミュレーションゲームは範疇外でした。
そこで、別の友人達と話しをしていたのですが、私の中で「三國志」の存在が心のどこがで引っかかっていました。
プレイしてみる?
そんなに面白いのか?中国の歴史のゲーム?日本史も満足に理解できていない自分が
楽しくプレイできる筈が無い。
そんな思いでいたのですが、友人が一度やってみろと強引に誘ってきました。
「・・・じゃぁ、ちょっとやってみるか。全然わからないから教えてくれ」
と頼みました。
後日、友人は私の家に「三國志(ファミコン版)」と「横山光輝 三国志」数巻を持ってやってきました。
ゲームを開始すると、まず自分がプレイするシナリオと君主の選択画面になります。
ほ~ら全然わからない。西暦190年代?そんなに古い時代の話なんだ。
友人の手ほどきを受けてプレイを開始しました。最初は空白地の多いシナリオ1で君主は「劉備」を選択させらたのを覚えています。
三國志ファンである友人は、私に三國志の世界を丁寧に説明してくれました。
ある程度進んだところで
「ここまでは漫画の〇巻あたりだから読んでおくように」
と、復習の宿題まで指示してきました。
知らず知らずのうちに三國志塾に入学していたようです。
しかし、その友人のおかげで時代背景・人物の生い立ちが理解でき、俄然ゲームが面白くなりました。
やはり、キャラクターに(この場合は実在人物ですが)思い入れができると楽しくプレイできるもんです。
実際には配下にできなかった武将が配下にできたり、少数の軍隊で大軍に勝利したり。
シミュレーションゲームは苦手ですが、歴史シミュレーションならいける!!
自分のゲームジャンルの世界が広がったような気がしました。
「食わず嫌いは損をする」ですね。