PCに憧れてた頃のお話

子供の頃、ゲームで遊ぶ方法といえば

 

【ゲームセンターで遊ぶ】

今はファミリーで行ったりして、お金の心配などしなくても遊べるのかも知れませんが

私の子供の頃は「親と一緒にゲームセンターに行く」なんてことは全くありませんでした。

それどころか「ゲームセンターに行くこと」自体が良くない事とされる時代でした。

お金のことが問題であり、そうそうプレイできるものではありませんでした。

 

【家庭用ゲーム機で遊ぶ】

大抵の場合はこの方法ではないでしょうか?

 

【PCでゲームをする】

問題はこの方法です。

まずはPCを所有しているという厳しい条件をクリアすることが必要となります。

私が子供の頃に、周りでPCを所有している人なんてごくわずかでした。

例えあったとしても「親のパソコン」だったかと思います。

それだけに、PCのゲームに憧れた時代がありました。

 

前にニュースで「現代っ子のPC離れ」というニュースをやっていました。

今はスマホ・タブレットで事が足りるので、PCを触らない子供が増えているそうです。

なんて贅沢な環境でしょう。時代は変わってきているんですね~。

 

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PCは夢のマシン

小学生くらいまでは「家庭用ゲーム機」で満足でしたが、中学生あたりからPCのゲームに憧れるようになりました。正確には、ゲームだけではなかったかも知れません。

「CRT・本体・キーボード」というセットにも憧れていました。(マウスはありませんでした)

 

マイコンベーシックマガジン(通称ベーマガ)」は当時のゲーム少年達のバイブルでした。

PCを持っていない私も毎月買っていました。

編さん・影さん・つぐ美さん」は今でもお元気でしょうか?

え!?もう廃刊ですと?

とにかく、ベーマガで紹介されているPC&ゲームは非常に魅力的であり、広告を眺めてはため息をついていました。

ベーマガには「BASIC」によるプログラムのソースも掲載されていました。

CDなどの媒体ではなく、印刷されているプログラムを手で入力させるというものでした。

 

「だけど~僕にはPCが無い~♪」

「正しく~打ち込むウデも無い~♪」

この歌の元ネタがわかる方は、私の気持ちがわかって頂けるかと思います。

 

PCゲームの魅力

なんと言っても圧倒的情報量を処理できるので、ゲームの内容が深いのです。

とても家庭用ゲームでは再現不可能な状態でした。

 

もちろん「PC→ファミコン」への移植も盛んに行われていました。

しかし、ファミコンの限界で「アレンジ」という名の「ダウングレード」が行われていたのも事実でした。

 

そういえば「テグザー」というゲームをご存知ですか?

ファミコンでは自機の弾が「ポポポン!」と発射されていましたが、PCでは「レーザー」だったんですよ。

BGMもFM音源でファミコンとはエライ違いでした。

 

「ザナドゥ」は・・・もう触れないでいいですかね。

 

今はPCゲームよりスマホ・PS4の方が盛んになり、あえてPCでゲームををプレイする必要がなくなってきているのかも知れません。

少し寂しいですが、これも時代の流れですね。

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