もう、数十年も前のことになります。
「信長の野望 全国版」をクリアした私に友人が
「戦国群雄伝ってのが発売されている」という情報をぶち込んできました。
今度は「各大名家の家臣」が登場すると。
家臣?
歴史が苦手だって言ってんのに「家臣」まで覚えろと。。。
いいでしょう。受けて立ちましょう!
「全国版」で鍛え上げた私。向かうところ敵なしです!
勝負だ「戦国群雄伝!」
ちまみに「全国版」は借り物でしたが「戦国群雄伝」は購入することにしました。
決して安い買い物ではありません。(当時9800円だったかな?)
清水の舞台からバック転しながら飛び降りる覚悟です。
挫折したら、約1万円の損失です。
いざPCショップに出陣!!
当時、近所に小規模のPCショップがありあましたので、そこで購入することにしました。
あの頃(30年位前)は小規模のPCショップって結構あったんですよ。
今は、大型量販店しかありませんけど。
また、私はそこの店員さんと馴染みで、よくPCのソフトの話で盛り上がっていました。
店員さんは私が「信長の野望」を購入することに対して非常に驚いていました。
私がシミュレーションには手を出さない(出せない)ことを知っていたのです。。。
「頼まれものですか?」と言われる始末。
「目覚めたんですよ。戦国に!」得意顔で返答する私。
半笑いの店員。
実は、私はシミュレーションゲームが苦手なあまり、信長の野望・三國志に対して、結構ディスっていました。
・値段が高すぎるでしょ!
だいたい買う人が少ないからこんな値段設定にしているんだ。
(あとで店員さんに聞いたら、信長の野望・三國志は店で1・2位を争う売れ筋商品でした。
・マニアックすぎるでしょ。
大戦略とか近代兵器シミュレーションはまだわかります。戦国時代って・・・
それより「エルフ」のソフトの方が華やかで楽しいわ!!実用的だし。(えっ?ええ!?)
・X68000はアクションゲームの方が得意
何の根拠もありません。シミュレーションという分野を自分の中から追い出していました。
そんな私が「信長の野望」を自分の為に買うなどと言っているのですから、店員さんが半信半疑
になるのも無理はありません。(カチンとはきましたが)
店員さんに万札をつきつけて(実際は普通に払っておつりをもらいました)家路につきました。
レッツプレイ群雄伝!!
家に帰ってX68000に5”ディスクをセットするのももどかしく、プレイ開始です。
(ハードディスクなんてありませんでした)
「全国版」より選択する大名が大幅に増えています。大名選びですがもちろん「織田信長」。
一番の興味は「家臣団」です。尾張の小さな国にキラ星のごとく優秀な武将がそろっています。
ただし、半分以上は「君、だあれ?」な状態です。
まあ、家臣については追々勉強することにして、他家の様子でも・・・
武田家はどんな家臣がいるんだい?
「何か凄くなあ~い?」
隣の芝生は青いといいますが、実際に青すぎます。
やっぱり「武田家」でプレイを・・・
いいや、一度推しメンと決めた「織田信長」。
変えることは裏切りです。
信長でプレイ続行です。
「音楽もいいなあ」
(のちにサウンドトラックを購入することになります。これ今聞いてもいい音楽です)
「籠城戦もあるんかい!ほっほ~う、やりごたえあるなぁ!」
そのままどっぷりと信長の野望 戦国群雄伝にハマっていきました。
しかし、その「戦国群雄伝」以上にハマった信長の野望が登場することになるのです。
「信長の野望 武将風雲録」です。
そのお話は、またの機会に・・・
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