「ロードスという名の島がある」
このセリフで始まるアニメを知っているアナタ・・・40代ですね!!
今回はファンタジーアニメの先駆けともいえる「ロードス島戦記」について語らせて頂きます。
ロードス島戦記とは
元々はパソコン雑誌「コンプティーク」上で連載していたテーブルトークRPGです。
その後、小説化・ゲーム化・アニメ化と黄金の道を進みました。
小説は3部作であり、アニメは第一部をOVA化したものでした。
物語は世界に混沌を呼び起こす為に暗躍している、灰色の魔女と呼ばれる「カーラ」を探しだすところから始まります。
キャラクター
パーン(人間/男性・戦士)
父親が聖騎士で形見である鎧をさりげなくアピールする正義漢。
まっすぐな性格で、ときどき(ほとんど)暴走して事態を好転or悪化させる、これぞ主人公というキャラクター。
のちに「ロードスの騎士」の称号を与えられる。
ディードリッド(ハイエルフ/女性・精霊使い)
パーティの紅一転。パーンとは両想いの関係になりますが、エルフの寿命は人間よりも遥に
長く、人間とエルフの差に悩みながらもパーンの背後を守ります。性格は勝気です。
エト(人間/男性・プリースト)
パーンの幼馴染。
正義感が強く、力ではなく話あいでの解決をモットーとしています。
のちに、王国の姫と結婚して王位に就くという羽柴秀吉もびっくりな立身出世を遂げます。
ギム(ドワーフ/男性・戦士)
パっと見はガテン系のオヤジです。
エルフとドワーフは仲が悪い設定ですが、ギムに言わせれば「エルフが勝手に嫌っているだけ」らしいです。
物語の終盤で、ある人物を助ける為に戦死します。
ウッドチャック(男性/人間・シーフ)
昔の罪で22年間、「牢獄」に入っていましたが恩赦により釈放。
盗賊ならではの裏ルートの情報収集などでパーティの力になりますが、あくまで自分の為なので、のちにエライことをしでかします。
スレイン(人間/男性・ソーサラ-)
見た目は細く悪い魔法使いに見えますが、賢者と呼ばれ皆に尊敬されています。
魔法を使ってパーテイの大きな力になるのですが「メラ」とか2文字で魔法が使える訳ではなく、結構長い詠唱時間が必要です。
のちに、ちゃっかり美味しい思いをします。
レイリア(人間/女性・プリースト・ソーサラー)
灰色の魔女カーラに身体を乗っ取られ数年感行方不明になる。
第一部の話は、このレイリア救出がメインのお話になります。
小説のファンだった私は正直に言って「アニメ化」に不安を持っていました。
(過去に色々な作品で裏切られた思い出があるので)
当時、ロードス島戦記のアニメはテレビ放映ではなく「OVA」のみでした。
この「OVA」は作画・音楽共に原作を損ねることなく、素晴らしい作品でした。
はっきり言って旬は過ぎているのですが、もう一度見たい作品です。
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