時代劇の魅力
タイトルだけ見て
「興味な~し!」って思った方が大半だと思います。
私は父がいつも時代劇を見ていたので、いつの間にか時代劇が
好きになりました。
高校生の頃は家に帰ってきてからの「大岡越前」が楽しみでした。
(今考えるとありえない高校生ですね)
自分の好きなことは周りに広めたくなるものです。
しかし、周りの同意はゼロ。
バラエティ番組全盛のころです。「とんねるずのみなさんのおかげです」などが
流行っている頃に「暴れん坊将軍を見ろ!!」と言っても誰も聞く耳を貸しません。
あの頃はバラエティ番組全盛でしたが、時代劇も隆盛を極めていました。
「水戸黄門」「暴れん坊将軍」「大岡越前」「鬼平犯科帳」などなど
時代劇の良いところは現代ドラマとは違い「勧善懲悪」がはっきりしているところです。
所謂、悪代官がなんやかんやと悪事を働き、町民が悲しんでいる状況を視聴者が
「コイツ何とかしてくれ!!」
と、見ている残り15分位で悪いヤツが様々な方法で懲らしめられる。
あ~スッキリ!!
毎回このパターンが続くのですが、罰則が様々でどれだけの悪事を働いたかにより
罰が決まります。
「暴れん坊将軍」だけは将軍様直々に「成敗!!」の処断が下ります。
「水戸黄門」は懲らしめて罪を認めさせたあとは奉行所にお任せです。
「追って沙汰致す」ってやつです。
「大岡越前」「遠山の金さん」は今でいう「裁判官」なので、しっかり証拠を集めて
白洲(裁判所)で刑を言い渡します。
スペシャルな悪党は「市中引き回しの上、磔、獄門(さらし首)」です。
やむにやまれず罪を犯してしまった町娘には温情ある罰が言い渡されます。
住居と仕事が無かった場合は「住み込みで働いて罪を償え」とか。
時代劇の不遇時代
でも、上に挙げた時代劇番組って今は全滅してしまっているんですね。
時代劇は製作費が通常のドラマよりかかります。
セットとか小道具とか凄い量ですからね。
考えてみたら今、時代劇を製作しているのはNHKだけじゃないですかね。
年末年始になると大型時代劇スペシャルとか12時間時代劇とかありましたねぇ。
もう「忠臣蔵」はお腹いっぱい!!」って時期もありました。
でも、無くなると寂しいものです。