最近、コロナ禍になって「気分が落ちている」という話しをよく聞きます。
私の周りでも「在宅になり楽になった」という意見と
「人と接する機会がなくなり、なんとなく気分が上がらない」
「何となく気分が塞がる」という話しも聞きます。
緊急事態であろうと毎日出社していた私は
「在宅いいなぁ~」
と羨ましく思っていました。
しかし、私は雑談しながらでないと仕事ができないんです。
家族はいますが、仕事関係は在宅勤務だと孤独を感じて気分がふさぎ込んでしまっていたかも知れません。
私も若い頃は気分が落ちる時期がありました。
それこそ心理学者の如く自分の心のありようを分析したりしていました。
不安で一杯になって身体に不調が出ることもありました。
あれはなったことのある人にしかわからない症状です。
辛いけど、身体が動かせない。
端から見るとじっとしてるだけ。
しかし、私の中ではネガティブ思考に負けてたまるかという思考が壮絶なバトルを繰り広げていました。
それでも、日常を崩さないよう、心がけて暮らしていました。
あれから何年か、今は楽に過ごせるようになっています。それは「ちーっとばかし考えを変えること」にしたことです。
そりゃあ現代人ですから、いろんなことで悩みますよ。
親との別れなど辛い思いもしています。
それでも昔みたいにがっつり落ちたりしません。
参考になるか、わかりませんが実際に良くなったので書き留めておきます。
苦労の先取りは絶対にしない
不安なことがあると、どうしてもそのことを回避する方法を考え込んだりしていました。当然の防衛本能と思っていました。
でも、考えても考えても結局正解の答えなんて出ないんですよね。
そして思ったんですが、この時の精神的な疲労って物凄いんです。
全くの無駄使いです。
答えは「なるようになる」なんです。
そんなこと言っても考えもしないで無防備で挑めない。
と、思われるかも知れませんが、私は「なるようになる」これが真実だなと。
そして
不安を先取りする「取り越し苦労」をやめたんです。
それからですね。
す~っと気分が楽になりました。
大げさにいえば「悟った」と自分で笑えるようになりました。
そんなこと言っても不安が消える訳じゃないって意見があるのもわかります!
でも、人間ごときが考えても答えが出ないんです。
なるようになる!これだけです。
これも自己防衛のひとつですよ。
日常の大切さを噛み締める
退屈な日常。
朝起きて夜寝る。
繰り返す日常。
当たり前のことかも知れませんが、これってすごく大事なことなんです。
いつもと同じ日常が過ごせるのは幸せなことです。
それでも昨日と同じ今日はありません。
一寸先は闇と言いますから。
何が起きるかわかりません。
だからこそです。
日常を大切にしましょう。
心が沈んでいてもです。
じっと考えることが無駄だということは先ほどお話しました。
朝起きて顔を洗い歯を磨きましょう。
新しい1日をどう過ごすかは自分次第です。
どうせ過ごすなら一つでも楽しいことを見つけて見ませんか?
青臭い。
世の中、そんな楽しいことなどない。と思われるかも知れません。
それでも。
それでもです。
何か楽しいことを必死に探すということもありですよ。
他にも色々ありますが、全部一遍に実行しようとしても逆に疲れます。
私はまず、この2点を実行してみました。
劇的にご機嫌になるかというとそうでもありませんが、少なくとも
「たいらな気持ち」になれました。