ガンプラ飢饉。 昭和50年代にそんな出来事があったのをご存じでしょうか。
特に深刻だったのは、ファーストガンダムの劇場版『めぐりあい宇宙』が公開された頃。 当時は「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」「ヤマダ電機」などでプラモデルを扱っておらず、 もちろん「トイザらス」なんて影も形もありません。
🏬 ガンプラはどこで買うの?
買える場所といえば、街の「模型屋」や「おもちゃ屋」、 あるいはデパートの玩具売り場くらい。
しかし、ガンプラを求めて店を巡っても、まず見つかりません。 あったとしても「ホワイトベース」や「ジム」。 それでも“あるだけマシ”という時代でした。
予約しても数か月待ち。 いつ手に入るか分からない、そんな辛い経験をした人も多いはずです。
さらに抱き合わせ販売も横行。 「これも一緒に買わないと売れませんよ」という、謎のプラモとのセット販売。 (何が抱き合わされていたかは…ご想像にお任せします。)
シャア専用機なんて、もう夢のまた夢でした。
📦 今なら炎上案件レベルの品薄
今の感覚で言えば、メーカーが炎上してもおかしくないほどの品不足。 でも今はいつでも買えますし、専用カラーを使わなくても十分カッコよく仕上がる。 本当にいい時代になりました。
そんな中で、今回は私が個人的に「作って良かったガンプラベスト10」を紹介します。 (完全に個人の趣味なので、異論はあると思いますがご容赦くださいw)
ちなみに私は“ファースト世代”なので、選ぶのはどうしても古めのガンプラになります。 対象は「ファーストガンダム」「Zガンダム」「ZZガンダム」「逆襲のシャア」あたりまで。
🏆 第10位
シャア専用ゲルググ
「ララア…私を導いてくれ…」
ファースト世代としては、やっぱり外せない一品です。 昔どうしても手に入らなかったこともあり、これは完全に“リベンジ枠”。
しかも、これが私にとって 初めてのMG(マスターグレード)。 今思えば完成度は少し物足りなかったものの、組み上げた瞬間の達成感は本当に格別でした。 あの時のワクワクは、今でもしっかり覚えています。
ゲルググは、ジオン軍が“ガンダムに対抗するために開発した高性能MS”で、 ビームライフルやビームナギナタを標準装備した、当時としては破格のスペックを持つ機体。 シャアが乗ったことでさらに存在感が増し、ファーストの後半を象徴するMSのひとつです。
MG版はプロポーションが独特で、今見ると少し古さもありますが、 “初MGの思い出補正”も相まって、特別な一体になりやすいキットです。
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🏆 第9位
シャア専用ザク
「見せてもらおうか、連邦のモビルスーツの性能とやらを」
これももちろん外せない一体です。 昔なかなか手に入らなかったので、こちらも“リベンジ枠”。
今回はあえて RGシリーズ を選びました。 理由は…飾っても場所を取らないので、妻からのクレームが少ないからです。 いや、冗談はさておき、RGのシャアザクは小さいながらも本当に出来が良いんです。
RGらしい細かいディテール、内部フレームの再現、そして可動のバランスが絶妙で、 「1/144でここまでやるのか」と驚かされる完成度。 組んでいて楽しいし、完成後もポーズが決まりやすいので、つい触りたくなるキットです。
さらに、シャア専用ザクは 通常のザクより機動性が30%向上している という設定があり、 その“赤い彗星”らしい俊敏さを感じさせるプロポーションも魅力。 小さくても存在感は抜群です。
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🏆 第8位
ガンダム RX-78
「コイツ、動くぞ!」
ザクを作ったら、やっぱりガンダムも外せません。 こちらも RGシリーズ を選んでいます。
RG版のRX-78は、小さいスケールながら内部フレームがしっかり作り込まれていて、 “手のひらサイズの精密模型”と呼びたくなる完成度。 細かいパーツ構成や色分けの妙が、組んでいて本当に楽しいキットです。
さらに、ザクとサイズを統一しておくと、 あの有名な “ザクキック”の名シーン を再現できるのが嬉しいポイント。 ポージングの自由度も高く、飾っても動かしても満足度が高い一体です。
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🏆 第7位
スーパーガンダム
「カァ〜ツ〜!!」
ちょっとクセのあるキットですが、そこがまた魅力。 ガンダムMK-IIを作って、さらにGディフェンサーも作って…と、実質2体分の作業が必要になります。
そして、いざ合体させると――後ろに倒れます。 でも、それでいいんです。かっこいいからすべて許せます。 完成した姿を眺めていると、「作ってよかった」と素直に思えるキットです。
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🏆 第6位
ZZガンダム
「人は理屈で動くもんじゃない!!」
ごついシルエットと圧倒的なボリューム感が特徴のZZガンダム。 その“重量感”こそが、この機体の最大の魅力です。 胸部・肩部・脚部のどれを取っても存在感があり、組み上げた瞬間に「これぞZZ」と思わせてくれます。
さらにZZは 合体変形機構 を持つ数少ない主役機で、 コア・トップ、コア・ベース、そしてフルアーマーZZへの発展など、 “玩具的ロマン”が詰まった機体でもあります。
作品としても当時はかなり異色で、Zガンダムの映画版では まさかの「なかったこと」にされてしまいましたが、 TVシリーズではZの重い雰囲気を一気に軽くしてくれた存在でした。 前半のコミカルさと、後半の一気にシリアスへ転じる構成も特徴で、 当時は賛否両論、ファンの間でも議論が絶えなかった作品です。
それでも、ZZガンダムという機体そのものは圧倒的なパワーと存在感を持ち、 ガンプラとして組んでも“どっしりした満足感”を味わえる一体です。
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🏆 第5位
百式
完成したときの“安定感”がとにかく素晴らしい一体です。 全身からクワトロの自己主張がにじみ出ていて、「これぞ百式」という存在感があります。
百式は Zガンダムでクワトロが搭乗した金色のMS で、 当時としては珍しい“金色の機体”という大胆なデザインが話題になりました。 実際の設定では、金色はビームコーティングの一種という説もあり、 ただの派手さだけではない“理屈のある派手さ”が魅力です。
戦闘ではどうしても“いい的”になりがちですが、 そんな弱点をものともせず前線で活躍する姿に惚れました。 組んでよし、飾ってよし、眺めてよしの名キットです。
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🏆 第4位
ガンダムMK-II
「あたしの命を吸って!」
これも当然ながら外せない一体です。 特に エゥーゴカラー の白・紺・赤のバランスが本当に美しく、完成させた時の満足感が高いキットです。
ガンダム(RX-78)と並べると、デザインの進化がよく分かるのも魅力。 RX-78の“初代らしい素朴さ”に対して、MK-IIはフレーム構造の導入やプロポーションの洗練が進んでいて、 「モビルスーツってこうやって進化していくんだな」と実感できます。
そしてRGシリーズ全般に言えることですが、完成品の“安定感”がとにかく素晴らしい。 可動域が広いのに崩れにくく、ポーズを決めても形が崩れないので、つい何度も眺めたくなる一体です。
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🏆 第3位
サザビー
「それでこそ私のライバルだ」
圧倒的な重厚感と存在感を誇るサザビー。 完成させて飾ると、とにかく場所を取りますが、その堂々たる姿はまさに“赤い彗星の最終形態”といった風格です。
サザビーは『逆襲のシャア』でシャアが最後に乗った機体で、 サイコフレームを搭載したネオ・ジオンのフラッグシップMS。 機体サイズも歴代シャア機の中で最大級で、MGやRGでも“デカい・重い・赤い”の三拍子が揃っています。
そして何より――シャアといえば赤。 この赤い巨体が放つ迫力は、他のどの機体にも代えがたい魅力があります。 組んでよし、飾ってよし、眺めてよしの名キットです。
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🏆 第2位
Zガンダム
「修正してやる!」
Zガンダムは、シリーズ初の本格的な 可変MS(モビルスーツ)。 ただし――変形は決して楽ではありません。 パーツの可動やロック機構が複雑で、慎重に扱わないと“修正される”のはこちらの指のほうです。
それでも、ここまでの再現性と設計の努力は本当に凄い。 MS形態とウェーブライダー形態のどちらも破綻しないプロポーションは、まさに技術の結晶です。
MGももちろん素晴らしいのですが、 RGシリーズのZガンダムは特に完成度が高く、変形後のシルエットが非常に美しい のが魅力。 1/144とは思えない密度で、組んでいて「これ本当にRGなの?」と驚かされます。
そして、ウェーブライダー形態も飾りたいなら―― 2セット揃えるのが正義です(w) MS形態とWR形態を並べると、Zガンダムの魅力が倍増します。
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🏆 第1位
νガンダム
「νガンダムは伊達じゃない!」
やっぱりガンダムといえば「アムロ」。 その“最終到達点”ともいえるのが、この νガンダム(ニューガンダム) です。
ファンネル――いや、正確には フィン・ファンネル の存在感が圧倒的。 背中に展開した瞬間のシルエットは、まさに“アムロ専用の最強機体”という風格があります。 RGでもMGでも、フィン・ファンネルの並びがとにかく美しい。
そしてサザビーと並べると…… 部屋が狭くなります。 どちらも巨大で存在感があり、並べた瞬間に「逆襲のシャア」があなたの部屋で開幕します。 この2体を並べて飾るのは、ガンプラ好きにとって一種の“儀式”みたいなもの。
νガンダムは、アムロの集大成であり、サイコフレームの奇跡を象徴する機体。 組んでよし、飾ってよし、眺めてよし――まさに第1位にふさわしい名キットです。
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順位をつけてみたものの、実は私の中では 全部が1位 なんです。 どのキットにもそれぞれの魅力があって、ガンプラは本当に進化し続けていますねぇ。
ガンプラを作っている時間って、余計なことを考えずに没頭できるのが最高なんですよ。 パーツを切って、組んで、飾って―― そして完成した姿を眺めながら「かっこええ~」と悦に浸る、この瞬間がたまらない。
しばらくガンプラから離れている方も、ぜひ一度作ってみてください。 きっとまたハマりますよ~。










